【アドラー心理学】楽観主義と楽天主義
長らくブログを放置していましたが、またのらりくらりと進めていくことに。
ここに何か記したことで、誰かがジェントルマンになるお役に立てれば。そんな風に思います。
さて、今日のタイトルですが、楽観主義と楽天主義。どう違うのでしょうか。
実は最近読書の秋ムーブメントを自分の中で実施しています。
その中で岸見一郎さん著の新書「アドラー心理学入門〜よりよい人間関係のために〜」を読んでいて一番印象深かったトピックがこの違いに着目していたものでした。
本の中には簡単に要約するとこのように書かれていました。
>> 楽天主義
何が起こっても大丈夫、何が起こっても悪いことは起こらない。
結果、何もしない。
>> 楽観主義
現実を見据えて・ありのままに見て、できることから始めていく。
これを見るとポジティブ・ネガティブが人の行動や結果を左右するのではなくて、できることをやれるかどうかが、結果に結びつくのだなと思います。
ちなみに、悲観主義とはどんな定義がされていたでしょうか。
>> 悲観主義
何ともならないと諦めて結局何もしない。
という表現がされていました。
楽天主義⇄悲観主義 この二つの考えは物事の捉え方は違えど、性質は似ていて自身が行動せず、物事は周りの要因だけで結論を迎えていることがわかります。
ひとつ面白い例がありました。自分の子供時代を彷彿とさせる内容でした。
” やればできると言われた子供は、勉強をしなくなる。
それは勉強をしてみたら、勉強が出来ない子だった、という結果が見えることを恐れているからである。”
なるほどと思いましたね、これを見たときは。
自分にとってとても共感できた、心に突き刺さった一文をまず引用します。
”どんなことが起こっても何とかしようと思いたいのです。”
これが私にとってのこの本のパワーセンテンス。
やれることから始めていけば、自分は少しずつでも前進しているのだと思います。
現実を見据えて、できることから取り組んでいきたいと思った次第です。
目指せジェントル。
ありがとうございました。みなさんも岸見さんの本読んでみると、心がしゃんとするかもしれません。ご興味があればどうぞ一読を。